自民党の茂木幹事長は2日、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と党の関係をめぐり、「関係部門に改めて確認するよう指示した結果、一切の関係がないことを確認できた」と述べた。
茂木幹事長は記者会見で、「党と何ら関わりは無い」と述べ、旧統一教会との関係を改めて否定した。
その上で、自民党の関連部門と教団側との連絡がないこと、党の会合に教団を招待した事実がないこと、党の友好団体のリストには教団や関連する団体の記載がないことを確認したと明らかにした。
旧統一教会をめぐっては、これまで複数の自民党所属議員が教団の会合に出席するなどの関係が明らかになっている。
茂木幹事長は「国会議員としての立場を認識し、厳正かつ慎重であるべきと更に注意を促していきたい」とした上で、「党所属国会議員には丁寧な説明を行っていくよう促していきたい」と述べた。
茂木幹事長は7月26日に行われた会見でも、党と教団の組織的な関係を否定していた。