岸田首相の訪米に同行した秘書官が、訪問先のアメリカで新型コロナへの感染が確認され、日本に帰国できない状況となっていることが2日、明らかになった。
内閣官房によると、NPT運用会議に出席するため訪米した岸田首相に同行していた山本秘書官が、アメリカ入国時に行ったPCR検査で、新型コロナへの感染が判明。
山本秘書官に症状はなく、濃厚接触者に当たる人はいないということだが、アメリカでのルールに従い、10日間の自主隔離を行っているため、日本に帰国できない状況となっている。
首相に同行している秘書官が新型コロナのため帰国できないことは異例。
首相秘書官を巡っては、これまでに宇波秘書官、嶋田秘書官の感染が確認されていて、これで8人の首相秘書官のうち、3人が新型コロナに感染したこととなる。