8月6日に開幕する夏の甲子園出場を決めた一関学院。
2020年、岩手県大会を制しながら甲子園には行けなかった先輩たちへの思いを胸に全国ベスト8を目指します。

12年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた一関学院。
県大会では6試合中4試合で2桁安打を放つなど春先から特に磨いてきたという打撃力を発揮しノーシードから優勝を成し遂げました。

一関学院 小松大樹主将(3年)
「自分たちの長所であるつなぐ野球ができて、それがあって優勝できて、やってきたかいがあったと思う」

その原動力となったのが2020年、県独自の夏の大会を制しながら甲子園には行けなかった先輩たちの存在です。
当時、1年生だった小松キャプテンは新型コロナウイルスの影響で全国大会の中止が決まっていた中でも、最後まで戦い抜いた3年生の姿に心を打たれたといいます。

一関学院 小松大樹主将(3年)
「(先輩たちは)夏の甲子園がないと決まっても優勝に向けてどうやるか切り替えを見せていたので、自分たちもそれを追いかけるきっかけになった」

グラウンドの一角には2020年のチームのスローガンだった「凡事徹底」という言葉が今も掲げられています。
ダッシュや素振りなど基本的なメニューにも真摯に取り組んでいたという先輩の姿勢を見習い、根気強く練習に取り組んできました。

攻撃の柱として期待されるのが3年生の後藤叶翔選手。
シャープなスイングを武器に夏の大会ではチーム最多3本のホームランをマークしています。

一関学院 後藤叶翔選手(3年)
「とにかく初球から打ちに行こうと決めていたので、その結果がヒットや長打につながっていると思う。楽しみながら悔いの残らないようにプレーしていきたい」

そして勝負強いバッティングが光るのは2年生の小野唯斗選手。
県大会は全試合で5番に座り、決勝戦では優勝を決める勝ち越しのタイムリーを放ちました。

一関学院 小野唯斗選手(2年)
「3年生がチャンスで絶対に回してくれるので何とかその先輩たちをかえす気持ちで打席に立っている」

一関学院 小松大樹主将(3年)
「目標はチームで甲子園ベスト8。そこを目指してチーム全員でやっていきたい。(先輩へ)恩返しという形でプレーに出していきたい」

強力打線を誇る一関学院。
念願の甲子園で先輩たちの分も戦い抜きベスト8を目指します。