7月27日、岸田首相は脱炭素社会に向けたGX=グリーントランスフォーメーションを実行していく担当大臣に萩生田経済産業大臣を任命した。

岸田首相「(GXは)2050年炭素中立の目標達成に向けて、エネルギー、全産業、ひいては経済社会の大変革を実行していく」。

その後、政府は、脱炭素社会の実現に向けた具体的な政策などを議論する「GX実行会議」の初会合を開き、岸田首相は、脱炭素化により社会経済や産業構造の転換を加速させるための今後10年間のロードマップを作成し、その第一段階として、電力やガスなどのエネルギーの安定供給に向けた具体策を示すよう指示をした。

27日付けで新たに「GX実行推進担当大臣」を兼務することになった萩生田経済産業大臣は「日本の形を変えるような大きな取り組みで、全力で任務に取り組みたい」と意気込みを語った。

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