ロシアの黒海封鎖により、ウクライナ産穀物の輸出が滞っている問題で、ウクライナの政府高官は、今週中に再開する準備が整うと明らかにした。

政府高官によると、ロシアとウクライナが合意した内容に基づき、イスタンブールに設置する海上輸送を調整する機関が27日にも運用を始めるとしたほか、今週中には穀物の輸出再開の準備が整うという。

政府高官は、合意を仲介した国連とトルコが安全を保障しなければならないとしたうえで、「今週中に最初の船が出ることを望んでいる」と話した。

一方、合意の翌日にオデーサ港を攻撃したロシアだが、ラブロフ外相は、軍事施設を攻撃しただけで合意を破ったわけではないとの考えを示している。

また、ラブロフ外相は、同時にロシア産の農産物も輸出できるよう欧米の制裁を解除すべきだと主張していて、穀物の輸出が再開されるかは不透明。