2022年の「防衛白書」が22日の閣議に報告され、中国とロシアの軍事協力の動きに警戒感を表明した。

「防衛白書」では冒頭に「ロシアによるウクライナ侵略」について特集。その上で、東アジア地域における同様な問題として台湾情勢を取り上げて、「中国が台湾に対する武力行使を放棄しない意思を示し続けている」と指摘した。

さらに中国が2022年5月にロシアと東シナ海などで行った4年連続4回目となる長距離爆撃機の共同飛行訓練を挙げて、中国とロシアの軍事協力の強化を「懸念を持って注視していく必要がある」として警戒感を表明した。

日本の「反撃能力」について初めて言及
日本の「反撃能力」について初めて言及
この記事の画像(6枚)

また、中国や北朝鮮が極超音速兵器の開発を進めていることについて触れた上で、外国から攻撃があった場合の日本の「反撃能力」について、初めて言及した。

一方、日本国民一人あたり4万円の防衛費はフランスやドイツの約半分、韓国の3分の1と低い水準だとして、2023年度に向け予算措置により防衛力の強化を訴えた。