新型コロナのオミクロン株「BA.5」に対する治療薬の効果について、現在使用されている抗ウイルス薬に効果があると東京大学などの研究チームが発表しました。

この研究は国際的な医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表されたもので、日本国内で承認されている「レムデシビル」、「モルヌピラビル」、「ニルマトレルビル」の抗ウイルス薬について、オミクロン株の「BA.5」や「BA.2.12.1」、「BA.4」の増殖を押さえる効果が高かったということです。

一方、中和抗体薬についてはコロナの軽症患者や中等症患者向けの点滴薬「ソトロビマブ」は効果が著しく低く、抗体カクテル療法と呼ばれる「ロナプリーブ」は、感染を防ぐ働きはありましたが、従来株への効果と比べると著しく低いということが分かったとしています。