トルコ国籍のクルド人を日本で初めて難民認定する方向で法務省が調整していることが分かりました。

政府関係者によりますと今回、難民認定を受けるのは2014年に来日した20代のトルコ国籍のクルド人男性です。

トルコでは、政府がクルド人の分離独立運動を取り締まっていて、この男性は帰国すれば迫害の恐れがあるとして、複数回、難民申請をしたものの認められず、「不認定」とした処分の取り消しなどを求め国を提訴していました。

一審の札幌地裁は男性の訴えを退けましたが、二審の札幌高裁は、今年5月「帰国した場合、生命の危険が生じる可能性がある」として処分を取り消す判決を言い渡し、国が上告を断念していました。

トルコ国籍のクルド人が難民認定を受ければ日本で初めてとなります。トルコ国籍のクルド人は、日本国内に2000人以上滞在しているとされていて、今後の難民認定に影響する可能性があります。