健康不安説が取りざたされていた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、20日ぶりに公の活動を行い、2日午後、北朝鮮メディアがその際の映像を報じた。

朝鮮中央テレビは、金委員長が、1日に北朝鮮西部の肥料工場の竣工(しゅんこう)式に出席し、テープカットを行ったと映像つきで報じた。

金委員長が工場の敷地内を歩いて回ったり、手にタバコを持って、同行する幹部らに指示を出す様子も放送された。

4月11日以来、公開活動が途絶え、一部で健康不安説が出ていた金委員長だが、一連の映像からは、挙動に明らかな異常は見られず、健在ぶりを誇示した形となっている。

また映像では、金委員長の隣に、妹の与正(ヨジョン)氏の姿も確認でき、指導部内での地位の高まりを内外に示す狙いがあるとみられる。