東京都の新型コロナのきょうの新たな感染者が、8341人だったことがが分かった。都内の1日の感染者数が8000人を超えるのは4月14日以来、およそ3月ぶり。
東京都の専門家会議では、先週、『単純に計算すると、7月11日の週に、感染者数が5000人を超える』との見解が出されていたが、それを上回るペースで、感染者が増えていることになる。感染の再拡大が進んでいることについて、東京都の小池知事は、きょう午前、『陽性になる人が、かなり速いスピードで広がっている』との認識を示していた。
その要因として、小池知事は、感染者の中で20~30代が占める割合が高く、3回目のワクチン接種を受けていない人が多いと指摘。そして、2回目のワクチンの予防効果が『だんだん、なくなってしまっている』と述べた。
その上で、小池知事は、「3回目を受けていない人は、予約なしで受けられる。東京都は態勢を組んでいる。是非、ワクチン接種をお願いしたい」と訴えた。