山梨県・道志村で、今年4月以降、続けられてきた、人の骨などの捜索が、中断されることが分かった。山梨県警捜査一課が、きょう夕方、記者会見を行って明らかにした。これまでの捜索では、3年前に、近くのキャンプ場で行方不明となった、小倉美咲さん(当時7歳)の骨も見つかっている。捜索の中断について捜査一課は「相当の範囲を終え、捜索に一つの区切りをつける」と説明した。

道志村の沢では、4月23日に、人の骨が見つかった。その後、県警が、本格的な捜索に乗り出すとともに、警視庁も、人骨を嗅ぎ分ける訓練を受けている警察犬を派遣するなどして、捜索に協力していた。

これまでの捜索では、人の骨とみられるものが28個発見され、司法解剖などにより、このうちの18個が人の骨と判明。県警が、DNAや歯による鑑定を行った結果、この中の9つの骨が、美咲さんのものと特定された(その他の6つの骨については鑑定作業中)。県警は、すでに、美咲さんは「死亡した」と断定している。

県警などによる捜索は、連日、続けられてきたが、6月11日以降、人の骨とみられるものは発見されていない。

捜索やDNA鑑定の結果は、美咲さんの家族にも伝えられている。母親のとも子さんは、ホームページ上で、「DNA鑑定は理論上、100%だと言い切ることは不可能なようですので、美咲ではないという可能性が少しでもあるならと、母親として今も美咲が無事に戻ってくることを信じていますし、美咲をこの手で抱きしめたい」などと心境を明らかにしている。

県警は、美咲さんが行方不明となった経緯についても調べているが、遭難した可能性が高いとされている。