新しい庁舎の建設を計画する岩手県釜石市が、県が3月に公表した最大クラスの津波浸水想定を踏まえ、浸水するとされる1階部分を開放的な空間にする修正案を市議会に示した。

6月29日は市議会全員協議会が行われ、市から新庁舎の建設計画の修正案について説明があった。
釜石市の新庁舎は、これまで旧釜石小学校跡地を2メートルから3メートルかさ上げし、4階建てで建設される計画が出されていた。

しかし、県が3月に公表した最大クラスの津波浸水想定では、1階部分が浸水するとされた。

そこで、さらなるかさ上げや新たな防潮堤の建設など5つの修正案を作り再検討。
2階以上で業務を継続できる点やコストや工期の変更が最も少ないとして、1階部分を開放的な空間にする案が最善と判断した。

釜石市新市庁舎建設推進室 藤井圭一室長
「(新庁舎では)窓口業務をノートパソコン主体で行う。執務室の備品や機材の常設を最大限排除することで、万が一の浸水に対しても被害を最小限にする」

議員からは特に異論はなく、早ければ2023年度から工事が着工、2025年度から供用開始の計画だ。

記事 819 岩手めんこいテレビ

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