深みのある演技と低音ボイスで魅了
ドラマ「恋ノチカラ」や「アンフェア」など多くの作品で深みのある演技をみせた名バイプレーヤーの志賀廣太郎さんが4月20日に亡くなっていたことがわかった。71歳だった。
この記事の画像(9枚)2018年7月に「ノンストップ!」に出演した際には…
志賀廣太郎(当時69歳):
だんだんだんだん、無理がきかないことはもう実感してきているんで、これからは少しね、あんまり遮二無二やらなくてもいいかなと思いますけどね
と話していた。
去年、脳梗塞の手術を受けた後は、介護施設で右半身のマヒと失語症のリハビリを続けていたが、役者復帰はかなわなかった。
長澤まさみさんとの共演時には…
2009年の映画「曲がれ!スプーン」の取材時には…
長澤まさみ(当時22歳):
志賀さんノリがいいですよね!(笑)
志賀廣太郎(当時61歳):
そ~お(笑)
11年前、長澤まさみさんと渋い“低音ボイス”で気さくに会話する志賀さん。
志賀さんは42歳で“遅咲き”の舞台デビューを果たすと2002年頃からドラマ界にも本格進出。
俳優業の傍ら、30代から去年3月まで母校の大学で演劇科の講師を務めていたことでも知られていた。
ドラマの共演者からは…
ドラマ「陸王」で共演した役所広司(64)さんは…
役所広司コメント:
俳優部の先生のような方でした。チームには欠かせない存在でした。とても良い俳優さんを亡くしました。残念です
最後の出演作「きのう何食べた?」で親子役で共演した西島秀俊(49)さんは…
西島秀俊コメント:
大変ショックを受けています。あの穏やかな笑顔と温かい演技で幸せな時間をご一緒出来ると信じていました。本当に悲しいです。
志賀さんの葬儀は近親者のみで執り行われ、「お別れの会」については新型コロナの状況を見極めながら決めたいとしている。
(Live News it! 4月30日放送より)