兵庫・尼崎市は、全市民およそ46万人の名前、住所、納税情報などのデータが入ったUSBメモリーを紛失したと明らかにした。

尼崎市・稲村和美市長「市民の皆さまにも大変ご心配おかけしておりますこと、心からおわび申し上げます」

兵庫・尼崎市が明らかにしたUSBメモリーの紛失。
そこに入っていたのは...。

臨時特別給付金担当・中尾智次課長「全市民の住民基本台帳の情報46万517人分、住民税にかかる税情報、生活保護受給世帯と児童手当受給世帯の口座情報」

前代未聞の大失態はなぜ起きたのか。

問題のUSBメモリーは21日、新型コロナウイルスの給付金支給業務を委託された業者の関係先の40代男性社員が、データ移管作業のため、かばんに入れて持ち出した。

作業を終えて居酒屋で酒を飲み、泥酔。
路上で寝てしまい、かばんを紛失したという。

業務を委託された業者は、USBメモリーで個人情報を持ち運ぶ許可を市から得ていなかった。

さらに...。

委託業者「作業を終わったあとに、その場でUSBメモリー情報を消去すべきであったところをしていなかった」

尼崎市民「考えられへんね」、「不安はあります。知られたくないことばかりだから」

USBメモリーにはパスワードがかけられていて、現時点で外部への情報流出は確認されていないという。

こうした中、フリマアプリのメルカリに、“尼崎のUSBメモリ”という商品が出品されていることが判明。

これについて尼崎市は、写真のものとは違うものだと確認して、メルカリに削除依頼をしたと明らかにした。

悪質ないたずらとみられるこの出品は現在は削除されているが、尼崎市によると、このいたずらを模倣する例も確認されているという。