塩野義製薬が承認申請した新型コロナの飲み薬の薬事承認について、厚生労働省の専門部会は、「さらに慎重に議論を重ねる必要がある」として、審議を継続することを決めた。

厚労省の専門部会は22日夜、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」の薬事承認について、「さらに慎重に議論を重ねる必要がある」として結論を持ち越し、数週間後に別の分科会と合同であらためて審議することを決めた。

この飲み薬は、新型コロナの感染初期に1日1回、5日続けて服用するもので、塩野義製薬は、5月に創設された「緊急承認制度」の初めての適用を求めて申請していた。

専門部会では、「第7波や新たな変異株のおそれもあり、治療の選択肢を持つのは重要」などとする意見が出た一方、臨床試験の結果から「ウイルス量は減らす因子が確かにあるが、臨床症状の改善は示されていない」との指摘も出たという。

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