今月23日の慰霊の日に向け、糸満市摩文仁の平和の礎では今年新たに55人の名前が追加刻銘された刻銘板が設置されました。
1995年に建立された平和の礎には、国籍や軍人・民間人を問わず沖縄戦や太平洋戦争などで犠牲になった24万人余りの名前が刻まれていて、県は遺族などから申告を受け毎年追加刻銘しています。
今年は55人の名前が刻まれ、20日に新たな刻銘板が設置されました。
▽沖縄県の担当者
「この平和の礎の刻銘から漏れている戦没者の方々はまだいらっしゃると考えています。沖縄県としましては引き続き追加刻銘を続けていって、しっかりと次世代に継承して参りたいと思います」
これで平和の礎に刻まれた戦没者は24万1686人となりました。