田舎の滑り台を滑ると思わぬ結末を迎えた…。そんな動画がTwitterに投稿され、話題となっている。

「田舎のスベリ台ナメてた……」とのコメントとともにTwitterに投稿されたのは約50秒の動画。投稿者の「いきなり若旦那」(@wakadanna_coo)さんが滑り台を滑るところから動画は始まる。

滑り台横の看板には「必ず座ってからスタートしましょう」「6歳以下の幼児は保護者同伴にてすべりましょう」との注意書きがある。また滑り台はゴールが見えないほど長いようで、転落を防ぐためなのかネットが掛かっている。

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そして、若旦那さんが滑り始めた。滑り台は底面が回転するローラー状になっていて、次第にスピードが増してきて、若旦那さんはお尻がこすれるのか「痛い」と叫び出す。

さらに、滑り台には生い茂った草木がはみ出してきていて、スピードに乗った状態で剪定されていない草木の中に突っ込んでいく。よくみると、短パン姿のすねの部分にはひっつき虫が大量についている。若旦那さんは「マジ無理」とつぶやく。

お尻が擦れる痛みに耐え草木にぶつかりながらも、意外に長い滑り台をなんとか滑りきった若旦那さん。ひっつき虫を大量につけた状況で「地獄絵図や」と言ったところで動画は終わった。

この体を張った滑り台のレポート動画にTwitterでは「自然と一体になれる新感覚アトラクションですね」「楽しさより恐怖が勝りますね」「笑わせて頂きました笑」などの声があり、約4万8000件のリツイートと約24万2000件のいいねがつき、動画は約700万回も再生されるほどの話題となっている。(6月21日時点)

ひっつき虫を取るのに20分ほどかかりました

滑り台で想定外のダメージを負ってしまったようだ。滑った感想が気になるので投稿者の若旦那さんにお話を伺った。


ーーなぜこの滑り台を滑ろうと思った?

愛媛にある「山のレストラン ひろたの森」というピザ店に寄った際、近くにある神の森公園という場所で偶然滑り台を見つけて滑りました。ここに滑り台があることすら知らなかったので、対策もできませんでした。


ーー感想を教えて

「思っていたヤツと違う……」という感じでした。かなり長い滑り台なので、爽快感を期待していたのですが、軽い恐怖を感じました。けがなどは全くなかったのですが、摩擦でお尻が痛かったことと、植物の壁にぶつかったことの両方です。滑り終わると、衣服とスネ毛にひっつき虫がたくさんついて、取るのに20分ほどかかりました。


ーー他に滑っている人はいた?

他に滑っている人はいなかったです。

短パンでは二度と乗りたくない

ーーもう一度滑りたいと思う?

実際に滑ったのは1回です。短パンでは二度と滑りたくないです。


ーー速度はどのくらいだと思う?

分かりませんが、体感は30km/hくらいでした。


ーー反響についてどう思う?

たくさんの方から「声を出して笑った」などのリプを頂き、恥ずかしくも大変嬉しく思います。疲れた時にちょっと見返してクスッと笑って頂けるような動画になれば、幸いです。チャレンジする方は着替えを用意して行ったほうがいいです。

公園がある砥部町のサイトによると、この滑り台は長さが100メートルもあるようだ。

軽い気持ちで滑ってみたら意外にハードな滑り台だったわけだが、若旦那さんにけがはなく、今となってはいい思い出になったのではないだろうか。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。