ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、黒海に面した南部の州を相次いで訪問した。
ゼレンスキー大統領は18日、黒海に面している南部のミコライウ州を訪問した。
ミコライウ州は、ロシアが制圧したとするヘルソン州に隣接する最前線で、被害の状況を視察したほか、ロシアによる黒海の封鎖が続く中、物流ルートの整備などについて議論した。
また、この日は、ミコライウ州の西に位置するウクライナ最大の港湾を有するオデーサも訪れた。
ゼレンスキー大統領がこれらの州を訪問するのは、ロシアによる軍事侵攻が始まって以来、初めて。
こうした中、東部ルハンスク州の知事は、SNSで、セベロドネツクをめぐって激しい攻防が続いていると明らかにしたうえで、「ロシア軍はすべての予備兵力を集め続けている」との見方を示した。