北谷浄水場の水道水などに有機フッ素化合物PFASが含まれている問題で、アメリカ環境保護庁はPFASの毒性をより重く評価し飲料水として安全とする値を3000倍近く引き下げました。極めて厳しい基準に見直されたことでアメリカの勧告値に準じてきた日本も早急な対応が求められます。

EPA・アメリカ環境保護庁は今回この勧告値を見直し1リットル当たり70ナノグラムから、PFOSが0・02ナノグラム、PFOAを0・004ナノグラム以下とし、実にこれまでの値のおよそ3000倍厳しくしました。

この見直しの理由についてEPAは「研究データと分析に基づいて以前よりもはるかに低い値で健康に悪影響を及ぼす恐れがあることが判明したため」と説明しています。この問題を追求してきた市民団体の代表は。

環境調査団体インフォームド・パブリック・プロジェクト河村雅美代表「本当に0に近い数字で、ここまで危険性を科学者が認知して、連邦政府もそれを認識したということ。」

県民45万人に供給される北谷浄水場の水からは2015年に最大で120ナノグラム、昨年度は最大35ナノグラムが検出されています。今年4月の平均は4ナノグラムでアメリカの新たな勧告値の166倍もの値となります。

河村さんは「今回示された数値を日本でも生かすべきだ」と強調します。

「安全な水の供給のためにこの数値を(日本の)行政は使ってほしいというのがありますし、みんなもそれを望んでいると思います。」

アメリカ国内の基準が極めて厳格化されたことを踏まえこれに準じてきた日本でも早急な対応が求められます。

記事 810 沖縄テレビ

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