無人販売所で起きたメダカの連続窃盗。その狡猾な手口を防犯カメラがとらえていました。

わずか10秒の“早業” 無人販売所でメダカ盗難被害

防犯カメラがとらえたのは、ヘルメットにマスク姿の人物。辺りを気にするしぐさを見せながら、陳列棚からビンのようなものを持ち去りました。

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また、違う場所でも窃盗の様子がとらえられていました。持ち去るまでわずか10秒の“早業”。同じ人物とみられる犯行は1年ほど前から続き、これまでの被害総額は約10万円にのぼります。

京都市伏見区と宇治市で熱帯魚店を営む「土井ファーム」のオーナー、土井善幸さんは「画像を映して張り紙しようとも考えた。もちろん怒りもあった」と話し、怒りをあらわにしました。

「私がちょっと忙しい時もあって対応できない時でも、お客さんが買いに来ることができる」。土井さんは人手をかけずに販売できることもあり、3年前から無人販売を始めましたが、2021年の4月頃から、盗難の被害が出始めたといいます。土井さんは「1日、2回(金額を)確認しに行ってるんですけれど、いつも金額が合わない」と明かしました。

代金を入れる演技を繰り返し窃盗か

販売所では1セット6000円の高級メダカも販売していますが、盗まれたのは300円から2500円までの価格帯のもの。その数は数百匹に及ぶといいます。

通常この販売所で購入する際には、メダカを選んだ後、代金をポストに入れてもらうシステムになっています。

土井さんは防犯カメラに映っていた人物について、「少額のお金を入れるとかもなく、ふたを開けただけのしぐさです。演技ですね。後々確認したら入ってなかったです」と指摘しました。

また、販売所にスタッフがいた時には、一番安い「ヒメダカ」を買い、スタッフがいなくなった2,3分ほど後に再び販売所に現れ、メダカを盗んだこともあったといいます。

窃盗を”はしご” 別店舗でも同様の被害

土井さんは、3つの無人販売所と養殖所兼店舗でメダカを販売していて、そのうち距離の近い2カ所の無人販売所が連続して被害に遭っているといいます。

4月15日の防犯カメラ映像では、問題の人物が午後1時5分にメダカが入ったケースを盗み、9分後にはもう一つの販売所に現れる様子がとらえられていました。

さらに、2日後の午後6時22分にもメダカを盗み、その9分後に別の販売所に現れました。まさに、無人販売所を“はしご”して盗みを繰り返していたとみられます。転売が目的なのでしょうか。

「私が確認した限り、犯人はちょっといい年、50~60代だと思うのですが、こういうことをやめましょう、という感じですね」と話す土井さん。今後、被害届を提出する予定だということです。

(「めざまし8」6月16日放送)