日本を代表する企業が、脱炭素社会実現のために手を取り合う「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」が誕生した。

10日に発足したGXリーグには、経済産業省が旗振り役となり、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループなど、日本を代表する企業440社が参加した。

参加企業の二酸化炭素排出量は、日本全体の4割以上を占めていて、9月には余った排出量を売買する市場を作り、実証的な取引を始める予定。

今後は、脱炭素に向けたルール作りや、投資を促進する評価基準を参加企業で議論し、国際競争力を強める狙いがある。