ー バーチャル空間レストランCRUISECRUISE ー の誕生。

コロナ禍で街から人がいなくなり、レストランも休業を余儀なくされた。

誰もいない店内を見てスタッフの働く場所を作りたいと思った。

しかし、レストランという最大の特徴である対面接客ができない現状をどう打開するのか。そこで考えだしたのが「バーチャル空間レストランCRUISECRUISE」


バーチャル空間レストランCRUISECRUISE 支配人 石井優一

ー どんな時でもスタッフが働ける場所を作りたい ー

【起】レストランで働く危機感

銀座クルーズは首都圏に店舗展開する大型レストランです。

コロナ禍でレストラン業界は混乱し、業績不振に陥りました。

弊社も既存店の閉店2店舗、移転1店舗、現在は店舗数を縮小して運営していますが、

『このまま、コロナ禍に何もしなければスタッフの働く場所がなくなってしまう!』と、

危機感を感じました。


そこで、誰もいない店内で何かスタッフが働ける場所を作れないかと、

ネット業界や飲食の新たなトレンドに関する本や記事を読み漁り、情報を得ました。


【承】身近にあったゲームからヒントを得た

アバターを使い友達と遊んでいる子供達のように、バーチャル上でかわいいキャラクターなど使ってパーティーができないか考えました。

アイデアのきっかけは家で子供が「あつまれどうぶつの森」で友達と楽しそうにオンラインで繋がっていたこと。


その時、すでに世間では「zoom飲み会」というオンライン飲み会が盛んに行われておりました。私も友人や職場の仲間と何回かzoom飲み会を開催しましたが、人数が多くなるにつれ、発言の不自由さや飲み会の締め時の難しさなどを感じ、だんだんオンラインでの飲み会から遠ざかって行きました。


ただ、オンラインのフィールドでの人との繋がりには興味深いものがあり、オンラインという世界観の中でレストランとして何かできないか?と、zoom飲み会に代わるものを模索するきっかけとなりました。

何日もかけて調べ行き着いたのが「oVice(オビス)リアルとバーチャルを繋ぐ空間」という会社のホームページでした。


このoViceのバーチャル空間の面白いところは、zoomではどうしてもできなかった、100人いる会場の中で数人の人とだけでグループ会話もできるというシステムがあるという事と、かわいらしい動物のアバターが使える事。


という事は、レストランから料理を参加者全員に配送すれば、同じ時間に同じ食事を食べることが可能で、各テーブルにサービススタッフを配置して、テーブルごとにバーチャル空間上で「サービスマンがお料理の説明」をしたり、お客様と話したり、まるでリアルレストランのような空間が可能ではないかと。


「これだ!」と思いました。


【転】「これだ!」からのスピード開発

oViceは、バーチャル空間にオフィスを作りアバターをつかったオフィスを提供する会社さんでした。早速、レストランをバーチャルの中に作りたい!と提案すると、oViceさんから面白いからやりましょう!とすぐに返事をもらいました。


バーチャル空間のレストラン制作と同時に、レストランではオンライン宴会時に皆で食べることができ、全国に発送できる食事の開発を総料理長・開発部長とともにスタッフが一丸となり急ピッチで進めました。



料理の開発の中で、重点を置いたのはレストランの本格料理はもちろんですが、オンラインでも楽しく体験型の食事ができる「ゲーム的要素のある何か」を作る事。


そこで、TVで観た有名番組からヒントを得て、料理の食べ比べで正解を導き出す「格付けチェックボックス」という弊社オリジナルのオンライン宴会用の食べ比べ商品も生み出すことができました。


手探りで始めたバーチャル空間レストランですが、開業までわずか90日で銀座クルーズのオンラインレストランプロモーションをスタートさせる事ができました。



ー 少しづつ実現する夢 ー

プロモーションパーティーでは、約300名でバーチャル空間を使い、食事やゲームを楽しむパーティーを開催。


サービススタッフをオンライン会場で各テーブルに配置して、サービスマン付きの会食という、当初に僕が描いていた「いつでもどこでもスタッフ働けるレストラン」の試みも行い、小さいながらも第一歩を踏み出すことができました。


【結】ついに動き出したこれからのレストラン

格付けチェックBOXはそのゲーム性から、皆様に評価をいただき出数もどんどん伸びております。

2021年8月には112食から販売スタートした格付けチェックBOXですが、2021年12月には4,579食、そして2022年4月には10,858食といよいよ10,000名を超えるお客様にご利用いただけるまでになりました。


オンライン料理を専門で作るセントラルキッチンをオープン

導入当初より、オンラインパーティーの食事のご注文も確実に増え、

現在はレストラン営業も本格的に再開し、キッチンが手狭になりました。

そこで兼ねてより計画していた『オンライン料理を専門で作るセントラルキッチン』を

2022年4月に神奈川県大和市にオープンいたしました。


レストラン同様に安心・安全な商品を提供する為の管理法「HACCP」を導入した

セントラルキッチンで作るこだわりの料理は、大手企業様の懇親会や会議、同窓会、ご家族様の冠婚葬祭のお集りなど、幅広い用途でご利用いただき、皆様から高い評価を受けております。


銀座クルーズは、オンラインパーティー事業の参入も新しくまだまだ他社様の業績には追い付いておりませんが、弊社はこれまでの27年間レストラン事業で培ってきた経験を基に料理の開発とフレキシブルな対応を心がけ、お客様のご希望に添った商品を作るべく、日々セントラルキッチンで商品開発を行っております。



ー これからの夢 ー

大半のオンライン宴会では「サービススタッフがご案内する」宴会が主流ではありませんが、リアル+バーチャル=ハイブリット型のレストラン展開も視野に入れております。


リアルでもバーチャルでも同じ食事を提供し、バーチャル空間でもアバターを使ったスタッフが料理説明や接客を行う事で、よりレストランとしてのリアルな体験が可能になると思います。


オンラインだからこそ、日本中ひいては世界中からサービススタッフを募集しても良いと思うし、体の不自由な方がバーチャル空間レストランでサービスマンとして働いても良いと思います。これは、飲食業界全体が抱えている「人材不足」という雇用問題を改善することにも繋がってくると考えております。



お客様の利便性の向上とスタッフの働き方改革、両方を兼ねそろえた「バーチャル空間レストランCRUISECRUISE」はこれからもお客様とスタッフの笑顔のために進化し続けてまいります。







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データ提供 PR TIMES
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