埼玉県春日部市の自宅に、骨折して動けなくなった3歳の娘を放置したとして、保護責任者遺棄の疑いで逮捕された、長野奈々容疑者(31)が、けさ、身柄を検察庁に送られた。

長野容疑者は、去年12月、春日部市の自宅で、娘の沙季ちゃん(当時3)が大腿骨を骨折していたのに、病院に連れて行かず、放置したとされる。沙季ちゃんは、両足を骨折して動けなかったという。沙季ちゃんは、その後、死亡が確認されている。

この事件では、長野容疑者と、同居していた男について、去年12月の別の日に、沙季ちゃんの顔を殴るなどして逮捕され、傷害の罪で起訴されている。同居していた男は、今年3月、勾留中の春日部署の留置場で自殺をしているのが見つかった。

調べに対して長野容疑者は、「骨折していたことや歩けなかったことは認識していなかった」と容疑を否認している。沙季ちゃんの死因は脳損傷で、体に複数のアザが残されていたという。埼玉県警は、日常的な虐待の末に、沙季ちゃんが死亡したとみて調べている。

送検される長野奈々容疑者(31)(午前9時ごろ 春日部署)
送検される長野奈々容疑者(31)(午前9時ごろ 春日部署)
この記事の画像(7枚)
長野容疑者は「骨折していたことや歩けなかったことは認識していなかった」と容疑を否認している。
長野容疑者は「骨折していたことや歩けなかったことは認識していなかった」と容疑を否認している。