医療ベンチャー企業の新型コロナ治療薬に関する未公開情報を入手し、インサイダー取引をした罪に問われている、不動産会社「内田建設」社長・久保田俊明被告(53)の初公判が、午前10時から、東京地裁で開かれた。

罪状認否で、久保田被告は、「間違いございません」と起訴内容を認めた。テラ社をめぐる一連の事件で審理が始まったのは初めて。

久保田被告は、おととし、医療ベンチャー「テラ」の新型コロナ治療薬に関する未公開情報を入手し、インサイダー取引をした金融商品取引法違反の罪に問われている。久保田被告は、テラ社の業務提携先の医療関連会社「セネジェニックス・ジャパン」の大株主だった。

一連の事件では、セネジェニックス社の役員だった竹森郁被告(51)らが、テラ社の株価をつりあげる目的で、同社に虚偽の情報を開示させた、金融商品取引法違反で逮捕・起訴されている。久保田被告は、竹森被告から未公開情報を入手したという。