食卓に欠かせないタマネギの価格が高騰しています。農林水産省の調べでは小売価格は、平年の2倍以上に。現状を取材しました。

粗挽きミンチのハンバーグに、サクサクの衣で仕上げたエビクリームフライ、岡山市北区の洋食店で提供される人気のメニューです。この店では、すべてのメニューでタマネギを使っていて、価格高騰に頭を抱えています。

(洋食キッチンかもめ 平尾学代表)
「だいぶ上がっている。先月に比べると3倍」

2021年の猛暑で生産量の多い北海道産のタマネギが不足し、品薄が続いていることなどが主な要因です。

(洋食キッチンかもめ 平尾学代表)
「サイズを小さくするなど考えたが、それをすると客の満足につながらないので、変わらず客へ満足してもらえる商品を作って、今を踏ん張って耐えるだけ」

料理の名脇役としても欠かせないタマネギの価格高騰は、家計にも影を落としています。

(買い物客は…)
「高くなっている。ひとときに比べたら」
「高い。去年に比べたら」
「しょうがない。いる時には少々高くても買わないと」

農林水産省が5月17日発表した食品価格動向調査によりますと、全国的にタマネギの価格が高騰し、先週は1キロあたり581円と平年に比べ約2.3倍です。

こちらのスーパーでは佐賀産、兵庫産のタマネギ1玉は107円で販売されています。

平均価格が50円程度だった2021年に比べて倍以上に上がっています。

(グランドマート津高店青果担当 小林隆志さん)
「青果関係は、今、地獄みたいな状況。店も頑張るが、客もしばらく辛抱してもらえれば、もっと安定した値段で買ってもらえるのでは」

店によりますと、今後は他の産地からの入荷が増える見通しで、価格は落ち着いてくるとみていますが、家計への影響はもうしばらく続きそうです。

岡山放送
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