日本に避難してきたウクライナ人の子どものうち44人が、全国の幼稚園・小中高校に通い始めたことが分かった。きょう午後の記者会見で、末松文部科学大臣が明らかにした。

また、この他に50人の子どもについて、通学・通園に向けて相談を受けているという。一方、全国の27大学が、ウクライナから避難してきた学生106人を、研究者などとして受け入れたとのこと。

文部科学省は、これまで、入管庁と連携し、一時滞在施設で日本語教室を提供するなどしていたが、きょうからオンラインでの日本語教室もスタート。これは教室設置が困難な地方自治体向けで、すでに4人が申し込みをしていて、きょうは20代の女性1人が受講した。この日本語教室では150時間の教育プログラムが組まれているという。