20日18時23分頃、横田基地で滑走路をタキシングするEC-130Hコンパスコール広域電子攻撃機の姿が確認された。(参照:タイトル写真)

コンパスコールは12日にも横田基地で確認されており、韓国や日本の基地を転々としているとのこと。これに対して北朝鮮メディアの朝鮮中央通信が18日、痛烈に批判する文書を掲載した。(参照:下画像)

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コンパスコールは、爆弾やミサイルで敵を破壊することはできない。
朝鮮中央通信社電にある通り、北朝鮮はEC-130Hコンパスコールに通信をかく乱されたり、レーダーを狂わせて、対空ミサイルが発射できないようにすることが出来るが、それでは困るということだろう。
このように相手を破壊せずに、動けなくする方法をソフトキルと呼ぶ。

米空軍にはこの他にも、相手を破壊しないが、戦争の帰趨に大きな影響力を持つと考えられる装備がある。

例えば、EC-130Jコマンド・ソロ心理作戦機だ(上写真参照:米空軍HPより)。
コマンド・ソロは、敵地や中立地帯、孤立した味方に、空中からビラを撒いたりもするが、真骨頂は、空飛ぶ放送中継局であること。

大規模災害の折、被災地のテレビ局やラジオ局が放送不能になっていれば、隣の州の放送局の番組を中継し、被災者に情報を届ける。

有事においては、敵国の放送局の電波を事実上、乗っ取り、一般市民が普段親しんでいるチャンネルに載せて敵国の言語で、録画、録音した番組(情報)を、敵国の市民に届ける。”こころ”に働きかけるのだ。コンパスコールもコマンド・ソロも軍の正式な装備だが、兵器と呼べるのかどうか。
爆弾や砲弾、ミサイルによる破壊だけが戦争ではない。