マリン首相率いるフィンランドの与党が、NATO(北大西洋条約機構)への加盟申請の支持を決めたことで、ヨーロッパの軍事バランスが大きく変わろうとしている。
フジテレビ・立石修記者の報告。

立石修記者「日本から帰国したばかりのマリン首相が会議場に姿を見せました。非常に固い意志が感じられる表情です」

マリン首相は、14日に開かれた与党の評議会で「NATO加盟がフィンランドと周辺国を守る最良の方法だ」と強調し、圧倒的多数で加盟申請の支持が決まった。

マリン首相は、来週にもNATOへ申請書を提出できることを期待すると述べている。

そもそもロシアは、NATOの拡大に反発し、加盟を目指していたウクライナへ軍事侵攻したが、それが逆にフィンランドの警戒心を高めた形。

今回の決断がロシアを刺激しないか尋ねたところ、マリン首相は、強い危機感を示した。

マリン首相「ウクライナでいま起きていることをフィンランドで絶対に起きないようにしなければならない」

70年以上にわたって軍事的中立を保っていたフィンランドが、36歳の若いリーダーのもと、大きな方向転換に踏み切ろうとしている。