今年のゴールデンウィーク期間中の県内の宿泊施設の稼働状況は、新型コロナ感染拡大前に近い水準にまで回復したことがビッグデータの分析でわかりました。
富山国際大学が発表したもので、複数の宿泊予約サイトの空室情報をもとに指数化して分析しました。
それによりますと、今年4月23日から5月8日までの県内の宿泊稼働指数は59.8と、2021年の2倍以上でした。
新型コロナ感染拡大前の2019年は65.8で、2022年はコロナ禍前の9割程度まで回復しています。
調査を行った富山国際大学の大谷友男准教授は、「県外への往来自粛など制限がなく出かけやすい状況のなか、旅行を我慢していた人たちが一気に動いたのでは」としています。