職員らがストライキを起こしたのは、和歌山・日高川町にある、私立和歌山南陵高校。

学校内で何が起きているのか、FNNは、この学校の生徒に取材した。

和歌山南陵高校の生徒「生徒同士では、『もう学校つぶれる』みたいな、不安の声がありました」

生徒たちに「ストライキを行う」との説明があったのは、11日午前に開かれた全校集会だった。

和歌山南陵高校の生徒「理事長がお金を使ったから、みたいな感じの、自分には理解しがたいことを話していたので、ビックリです」

県などによると、教職員らがストライキを起こした理由の1つが、給与の未払い。

4月28日に予定されていた給与が、教職員ら23人に、5月12日現在まで支払われていないという。

この学校では、ほかにも問題が。

2021年度、保護者の負担を軽くするために国が行っている就学支援金制度を活用し、学校は支援金を受け取っていた。
にもかかわらず、支援金を保護者に返還していなかったため、県が指導に入っていた。

教職員らは、これらの問題について、学校側に、保護者を含めた説明会を開くよう、再三求めていたという。

ところが、学校側がこれに応じなかったため、11日、ストライキに踏み切った。

そのため、11日に予定されていた授業が行われず、午前を自習に、午後はクラブ活動へと変更された。

中間テスト前の異常事態に、生徒からは戸惑いの声が聞かれた。

和歌山南陵高校の生徒「(テストの)範囲とかも訳分からなくなったりするので、(ストライキする)時期がなぁって思います」、「(理事長には)みんなが納得する説明をしてほしいかな...」

県からの指導を受け、教職員らは、13日まで予定していたストライキを取りやめ、12日は授業を行っている。

学校側によると、給与の未払いについて、労働基準監督署から是正勧告を受けていた。

関西テレビ
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