松野官房長官は12日、新型コロナ対策のマスク着用を巡って、「気温、湿度が高い時、屋外で人と2メートル以上の距離がある場合は、マスクを外すことを推奨している」と述べた。
松野官房長官は、マスク着用について「感染の基本的予防策として大変重要」とした上で、「人との距離が十分とれれば、屋外でマスクの着用は必ずしも必要でない。特に気温、湿度が高い時は熱中症のリスクも高くなることから、屋外で人との距離が少なくとも2メートル以上確保できている場合には、マスクを外すことを推奨をしている」と述べた。
その上で、「こうした点は、様々な場面で周知広報に努めていく」と強調した。また、今後のマスク着用のあり方については、「専門家の意見を聞きながら検討していく」とした。