奨学金を勝手に使い込んだという父親に向けたメッセージで、開発したアプリを宣伝し話題になった、岩手県二戸市出身の起業家の男性が、母校の県立大学で講演をした。

(株)オモチ取締役 足澤憲さん(二戸市出身)
「去年の父の日に『お父さん、オレの奨学金を使いこんでくれてありがとう。』という広告を出して、ちょっとバズりましたという人間です」

二戸市出身で、システム開発を手掛けるオモチを起業した足澤憲さん。
母校の県立大学で、就職活動を控えた3年生、約180人を前に講演した。

(株)オモチ取締役 足澤憲さん(二戸市出身)
「父がかなりお金に無頓着な人間で、実家の借金がすごい”うなぎのぼり”で膨れ上がっていた」

そうした生活の中で得た金銭感覚を生かして、買い物のポイント還元を最大化する「ポモチ」というアプリを開発した。
足澤さんがプログラミングを学ぶことになったきっかけは、小学5年生のとき、父親がくれたという。

(株)オモチ取締役 足澤憲さん(二戸市出身)
「父が衝動買いでパソコンを購入してきたので、何十万円もかかったパソコンがただただ無駄になると思って、私がパソコンを全て使いこなそうと考えをチェンジして、そこからがむしゃらに勉強しまくった感じ。苦労しているときにどういう風にあがいたか、どれくらいあがいたのかというのが結構重要なので、『ただただ大変でした』ということではなくて、ちゃんとあがきましょう」

学生たちは、逆境の中にもチャンスがあることを学びながら、就職活動とその先の未来へ思いを強くしていた。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ
メディア
記事 631