来月9日から始まる平昌(ピョンチャン)オリンピックで、アイスホッケー女子の南北合同チームに参加する北朝鮮の選手と、事前調査団が韓国入りした。

韓国・文在寅政権にとって、北朝鮮の参加は、平和な五輪とするために不可欠の要素。平昌オリンピック・パラリンピックを迎えるにあたり、24日、韓国警察が対テロ訓練を実施し、その模様を公開した。タイトル写真は、狙撃銃でテロリストに見立てた人形を仕留めた瞬間で、他にも、暴漢を対テロ部隊が倒す様子や、爆発物等を処理するといった内容が実施された。

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警察犬が怪しいと嗅ぎ付けたバッグ(参照:上画像)をロボットで処理しているが、マニピュレーターを操作し、中を調べるのではなく、マニピュレーターに仕込んだ弾丸の発射装置で即座に破壊している。(参照:下画像)「即、対応」を重視しているのかもしれない。

“殺すよりも動きを止めるため”の拳銃

韓国の特殊部隊が身に着けていたのは、ドイツのMP5サブマシンガン、機関拳銃(参照:下写真)だった。

警察等が使用する拳銃の弾は、「相手を仕留める」のを目的とするのではなく、「動きを止める」ことに重きを置いているので、前者を主眼とする軍隊で使用されている機関銃や自動小銃の弾とは、構造そのものがだいぶ違っている。

もちろん、当たり所によっては警察が所有している銃でも死ぬこともあるが、この拳銃の弾を機関銃のように連射可能にした銃がサブマシンガンだ。室内戦のように、狭い場所での銃撃戦に向いているとされ、日本の警察もMP5を採用している。

しかし、昨年、香港警察が導入を試みたところ、NATOおよびNATOの友好国でないと輸出できないと断られたとの報道が出ている。兵器・武器は、隠された国際関係を露わにする、という所以である。