韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日に放送されたアメリカNBCテレビとのインタビューで、来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックの期間中に行われる米韓軍事演習の延期をアメリカ側に提案したと述べた。

さらに、この延期については「アメリカも検討している」と明かし、北朝鮮が軍事挑発をやめることが重要だとも強調している。

文大統領としては北朝鮮がこれまで中止を求めてきた軍事演習の延期を提案することで、北朝鮮選手の冬季五輪への参加を促し、対話に向けた機運を韓国主導で高めようという狙いがあるとみられる。平和の祭典を平和なうちに実行したいということだろうか。

一方アメリカのティラーソン国務長官は19日、訪問先のカナダの首都オタワで「予定されている定例の軍事演習を変更する計画は承知していない」と述べた(写真下)。

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韓国の大統領が「アメリカも検討している」としていたのに、これだけの温度差…。アメリカとしては、外交において “北” に対し先に譲るようなことはありえないということだろう。

(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)