長野市の茶臼山動物園は、飼育する雌のオランウータンがクレヨンを口紅のように塗った「ほっこり」した姿をSNS上に公開しています。

ピンク色の口元。まるで口紅のようです。

茶臼山動物園では、1月下旬に、雌のオランウータン「フジコ」(30歳)に絵を描く訓練として、子ども用のクレヨンを与えました。これまで、紙に円い模様を描いていたということですが...

今月15日朝、飼育員がオランウータン舎に行ってみると、なんと、フジコが口元にピンク色のクレヨンを塗っていたというのです。

担当飼育員の中村太郎さんは、「びっくりした。人の顔や動きをよく観察する姿を見ていたが、化粧までするとは思わなかった」と話します。

また、額にもピンク色の模様が…動物園は、リボンではないかと推測しています。

中山靖副園長は、「人間でいえば、大人の女性。来園者の化粧を見よう見まねでやったのでは」とみています。

茶臼山動物園によりますと、オランウータンは人間の5歳児並の知能があるとしています。フジコは、普段から好奇心が強く、来園者が身に着けているものに興味を示したり、初めてみるものを指さすこともあるといいます。

実は、20日には、一緒に暮らす母親の「キッキ」(43)も顔に色を塗っていました。

動物園は、現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため休園中ですが、沈みがちな雰囲気を少しでも明るくしたいと、「ほっこり」した動物の姿をSNS上に公開していきたいとしています。

(画像:雌のオランウータン「フジコ」(30歳) 提供:茶臼山動物園(長野市))