日本遺産ベンガラの街で人気のソバ店 逆風を跳ね返そうと奮闘中!【岡山・高梁市】

高梁市の観光地、ベンガラの街並みが美しい吹屋地区にはゴールデンウィーク中多くの観光客が訪れました。吹屋では4月に代表的な観光スポットも再オープンし更なる賑わいが期待されています。

かつて国内屈指のベンガラの産地として栄えた高梁市の吹屋地区。赤いベンガラの街並みは2020年日本遺産に認定され、ゴールデンウィークには多くの観光客が散策を楽しんでいました。

その地区の中で特に賑わいを見せているのがソバ店の「吹屋食堂」です。開店してからお店はすぐに満席状態に。吹屋で40年以上、具沢山の田舎そばやうどんを提供し観光客や地元の人を虜にしてきました。

(昔からの常連客は…)
「おいしいです。昔ながらのおふくろの味」「すごく客が多い。去年(2021年)来た時は観光客ほとんどいなかった。きょうは開店と同時に来たが、こんなに多いと思わなかった」

店主の銘形一哉さんは5年前、吹屋の魅力に惚れ込んで東京から移住。経営者の高齢化で閉店の危機にあった店を2020年引き継ぎました。コロナ禍で観光客が減る逆風の中での船出…この一年半、銘形さんは何とか店を守ってきましたが、最近、頭の痛い問題も…

(吹屋食堂 銘形一哉店主)
「戦争の影響などもあり小麦が大分値上がりして、この店でも今年(2022年)の1月からうどんとそばを値上げさせてもらっている」

コロナ禍に加えて原材料の値上げという二重苦。そんな中ゴールデンウィークは1年間で1番の書き入れ時ともあって逆風をはね返そうと懸命です。

一方、2022年の春、吹屋では明るいニュースもありました。地区の観光スポット「旧吹屋小学校」が約6年半に及ぶ保存修理工事を終えて4月、再オープン!2012年に閉校するまで、国内で最も古かったという貴重な木造校舎を見ようと、全国各地から観光客が集まっています。

(吹屋食堂 銘形一哉店主)
「食堂の前が吹屋小学校に続く道で、歩いている客も一気に増えたのでやっぱり効果があるなと」

旧吹屋小学校の復活で高まる集客への期待。取り戻した賑わいをなくさないよう一杯一杯に想いを込めます。

(吹屋食堂 銘形一哉店主)
「吹屋全体に大きな波が今来ている。客が満足して帰ってもらえるように、吹屋全体でおもてなし・受け入れ態勢を協力して作りたい」

コロナ禍に負けず、連休の活気を根付かせたい観光地。吹屋地区の更なる賑わいに期待が寄せられています。

岡山放送
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