2022年春、新潟市の高校を卒業したばかりの女性が古町芸妓としてデビューした。まだあどけない表情も見せる彼女の素顔に迫った。

日本舞踊に苦労も…新体操の経験を生かして

可憐に振る舞う古町芸妓たち。その中でまだ初々しさの残る女性がいた。

古町芸妓 舞衣子さん:
この春入社いたしました、舞衣子と申します。よろしくお願い致します

古町芸妓 舞衣子さん
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2022年春、新潟市内の高校を卒業したばかりの舞衣子さん(18)。

高校を卒業したばかりの18歳

約10年間、新体操に打ち込み、高校時代は個人・団体ともに県大会で優勝。インターハイにも出場した。

新体操でインターハイにも出場

そんな舞衣子さんが新体操ではなく、古町芸妓の道を選んだ理由とは?

古町芸妓 舞衣子さん:
幼い時に芸妓さんとお会いする機会があって、心引かれて憧れていた。新潟や古町という街も好きなので、自分が盛り上げていきたいなと

芸妓に憧れを抱いた舞衣子さん(中央)

この日は、10日後に迫っていた“おひろ芽会”に向けての稽古に励んでいた。

市山流七代目宗家 市山七十郎さん:
ちょっとお扇子出すぎ!手は真ん中!お参りしてんじゃない!かわいらしく踊れよ

師匠からの厳しい言葉

新体操の動きとは違い、かかとを重心にして腰を折る動きが基本の日本舞踊に苦戦するも…。

市山流七代目宗家 市山七十郎さん:
人前に出てやるというのは強みかもしれない

市山流七代目宗家 市山七十郎さん

いよいよ緊張の初舞台 伝統受け継ぐ芸妓として

そして、迎えたおひろ芽の会当日。

古町芸妓 舞衣子さん:
応援してくれる人がいてこそ、おひろ芽の会が開けると思うので、感謝の気持ちを持って頑張りたい

おひろ芽の会当日

憧れの古町芸妓として舞台へ上がった舞衣子さん。持ち前の度胸を武器にミスなく踊り切った。

踊りを披露する舞衣子さん

舞衣子さんの踊りを見た師匠は。

市山流七代目宗家 市山七十郎さん:
本当のことを言うと、もうちょっと、かわいくできてもいいかなと思いました

厳しい評価だが、それは舞衣子さんへの期待の表れでもある。

古町芸妓 舞衣子さん:
緊張をどれだけ楽しめるかで、見ている人にどれだけの幸せを与えられるかが変わってくると思う。感謝の気持ち、新潟の伝統を受け継ぐ1人だという自覚を持って頑張りたい

地元・新潟の伝統を守るため、舞衣子さんは新たな道で大きな一歩を踏み出した。

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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