桜の花をイメージした花見弁当

24日、気象庁は東京の桜が満開になったと発表した。
お花見シーズンの到来により、週末は各地で多くの花見客でにぎわった。そんなお花見の楽しみは、なんといってもお弁当。
都内3ヶ所の花見スポットで見つけたこだわりの花見弁当をご紹介!

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まずは、去年の花見シーズンには350万人が訪れた日本有数の人気の花見スポットである上野公園。
友人4人組が囲んでいたのは、彩り豊かな2段の「こだわり花見弁当」。チラシ寿司には、桜の花びらの形のニンジンが散りばめられ、春らしい仕上がりになっている。
ひとつひとつ包丁でカットして、2時間かけて作った花見弁当に、男性陣からは「お~!」と歓声が上がり大好評。

続いて、仕事仲間ときた女性たちも、「気合いを入れて頑張ってきた」というお弁当を披露してくれた。
お重の中には、カボチャの茶巾しぼりに、丸いおにぎり、きれいに盛り付けられたお煮しめもある楽しげなラインナップ。すべて手作りだという。

また、3人組のグループが作ってきたデザートにも、花見弁当らしいこだわりが見られた。
イチゴを薄く切り、バラの花に見立てたデザートはとても鮮やか。さらにその上には桜もちが詰められており、「見た目が大事な時代だから」と張り切って作ったという。
お弁当にも、桜の花をイメージして作った太巻きや桜形の人参があり、桜づくしの豪華なお弁当だ。

自家製チャーシュー…肉の塊を持参

上野公園では、個性的な花見弁当が多くみられた。
毎年、上野公園に花見に訪れるという夫婦は、唐揚げや卵焼きなど、定番具材が敷き詰められた中から、こだわりの一品を見せてくれた。
それは、こんがり焼かれたバゲット。自家製の明太サワークリーム、玉ねぎ、生ハムを載せれば、ワインに合うおしゃれな一品に。

さらに変わったお弁当を作ってきた人がいた。みんなで囲んでいるのはお鍋。
その中に入っているのは、なんと「おでん」!
手作りのおでんを圧力鍋ごと持参したようで、これには仲間も「花見でおでんを食べたのは初めて」と語っていた。

また、大きな肉の塊を広げる男性の姿も。
この日のために作ってきたという自家製チャーシューは、「2日前にタレに付け込んで、前日の夜に真空低圧調理で火を通して、今朝、表面を焼いて持ってきました。うまいものを食って桜をみたいじゃないですか」という自信作。
醤油にニンニクを混ぜた特製のタレにつけて食べれば、お酒との相性も抜群だ。

インスタ映え「萌え断サンドイッチ」と「オープンいなり」

目黒川の桜も満開を迎えている。目黒川では、座って楽しむではなく、食べ歩いて楽しむのが、定番の花見スタイル。
行きかう多くの花見客が手に持つグラスの中には、赤い飲み物が。これはイチゴソーダで、花見シーズンだけ限定オープンしているお店が大人気となっている。

朝に収穫したばかりのフレッシュなイチゴをふんだんに使い、ソーダで割った見た目も味もさわやかなドリンクで、桜と一緒に写真を撮るのも楽しいフォトジェニックな一品だ。

新宿御苑の園内には、様々な種類の桜が1100本もあり、ソメイヨシノも見ごろを迎えている。入園料を支払い、のんびりと花見を楽しめるのが特徴で、家族でお花見を楽しむ女性がこだわりの花見弁当を見せてくれた。

「インスタ映えの〝萌え断サンドイッチ″を買ってきました」
“萌え断”とは、美しい断面を持った食べ物のことで、「見た目から美味しさがにじみだすというか、倍増する感じ」と人気の理由を話してくれた。

さらに、華やかな見た目のいなり寿司も発見!
いなりずしといえば、油揚げに包まれているのが一般的だが、上が開いていて、そこに卵や人参など、色とりどりの具材が乗せられている。
これは「オープンいなり」と呼ばれる進化形いなり寿司。具材をあえて包まず、オープンにすることで、見た目がとても華やかになるのだ。

今年の東京の桜の満開は、平年より10日早かったということで、慌てて花見の準備をしたという人もいたようだが、どれも見た目にもおいしそうなお弁当ばかり。都内の桜は、今週までが見頃だという。

(『めざましテレビ』3月26日放送分より)