コロナ禍を乗り越えて日本での新生活がスタートします。岡山市の日本語学校で、4月28日、3年ぶりに対面での入学式が行われ、世界14の国と地域からの留学生、約70人が式に臨みました。

入学式が行われたのは岡山市北区の日本語学校、岡山外語学院で、対面での実施は、3年ぶりです。

新型コロナの水際対策で、2020年から外国人留学生の入国が制限されていましたが、2022年3月から制限が緩和されたため、学院にも留学生が続々到着。そして、28日、世界14の国と地域からやってきた約70人が式に臨みました。

(岡山外語学院 鷹家秀史校長)
「ここにいるすべての学生を歓迎します。よくいらっしゃいました。毎日岡山外語学院で勉強してください」

入学式は、コロナ禍前は、同時通訳を入れて進行していましたが、28日は感染防止対策として4つの言語を字幕で表示して行われました。

(2年越しで入学したスリランカ人留学生)
「2年間母国で仕事をしながら、日本に来られるチャンスを待っていた」
(アメリカ人留学生)
「ここに来るまで長い時間かかった。きょうはみんな胸いっぱいだと思う」

学院には、まだ入学を予定している留学生が約110人いるということで、5月以降、2回目、3回目の入学式を行い歓迎したいとしています。

記事 1129 岡山放送

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