シニアが熱中!「eスポーツ」その効能は…心と身体の健康維持・脳トレ そして…「増えた!孫との会話」

富山県の高齢化率は32%を超えるなど全国に比べても高くなっています。
そのシニアたちの心と体の健康を維持するための方法として、いま脚光を浴び始めているのが「eスポーツ」です。

ホテルに集まったシニアたち。
何をしているかというと、人気のリズムゲームにインベーダーゲームなど。
シニアたちが熱中しているのは、対戦ゲームを競技にした「eスポーツ」です。

バチを握る姿にも力が入り、みなさん真剣そのもの!

この日開かれたのは「eスポーツ」の体験会で、高岡市内33の老人クラブ連合会の会長など40人が集まり、ゲームを楽しみながらシニアの心と体の健康づくりにつなげようと行われました。

*参加者は「リズムに乗ってきて体がうきうきしてくるし、歌っているので汗も出てきた」「今までは孫たちがゲームに熱中していて叱っていた立場だったけど、我々もeスポーツの世界に入ることで、お互いに刺激しあい健康にいいと思う」

公民館や高齢者の通いの場での「eスポーツ」への体験は、2年前から県でも促進しています。

*県厚生部高齢福祉課 中家立雄班長「(高齢者は)身体が弱ってくると外に出る機会が減り出るのが億劫になる。身体が弱くなってきてフレイル(要介護の前段階)という状況に陥る。楽しみながら社会参加していただく。誰かと交わったり話す機会も増える。元気で地域で生活し続けることを目指している」

「eスポーツ」に夢中になったシニアの1人、射水市の坂野隆義さん(82)です。
普段は畑作業が趣味で、ジャガイモの土を耕したりサヤエンドウを育てたりしています。
坂野さんは、孫がゲームで遊んでいることにネガティブなイメージを持っていた、と言いますが…。

*坂野隆義さん「毎日畑仕事ばっかりしていたんですが、(eスポーツと出会って)外にもでかけるし、孫ともよく話しをするようになりました」

坂野さんがいつも通っているのは、射水市と富山市の2つのゲームセンターです。
新型コロナウイルスが流行する前は月に2回くらい行き、お気に入りは太鼓の達人だといいます。

*坂野隆義さん「一生懸命やって試合に出てみたいですね。これをやることによって健康に大変いいかなと思って、脳トレにもなるかなと思っています」

坂野さんのように、1度やると楽しいと感じるシニアも多いと言います。

*県厚生部高齢福祉課 中家立雄班長「ゲームをしたことがないとか、なじみないとか、あんまり興味ないわとかネガティブな感想を最初に持っていた方でも、体験してみるとほとんどの方が楽しかった、またやりたいという感想を持っている。億劫がらずに、まずはやってみる、ということで体験してほしい。きっと楽しみが増えると思う」

「eスポーツ」に熱中するシニアたち。
心から楽しむことが介護予防にもつながるのかもしれません。

富山テレビ
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