2021年に行われた体操の世界選手権のゆかで銀メダルを獲得した南一輝選手。
宮城県の大学を卒業後、4月から滝沢市に生活の拠点を移した。スポーツクラブの社員を務めるかたわら、パリオリンピックでの金を目指している。

体操・ゆかのスペシャリストで、日本国内第一人者である南一輝選手。
山口県出身で仙台大学在学中だった2021年10月、世界選手権に初出場し、種目別ゆかで銀メダルを獲得した。

南一輝選手
「パリオリンピック種目別ゆかで金メダル。2022年の10月にある世界選手権での金メダルを目標に頑張っています」

主濱了 滝沢市長
「市民になられるとこと、ありがたく思います」

南選手はこの春、就職を機に岩手県滝沢市に住所を移し、主濱了滝沢市長からも歓迎を受けた。

勤務先は、岩手や秋田で体操教室を開いているエムズスポーツクラブ。
社長の松村俊輔さんは南選手にとって大学の先輩にあたり、2021年11月南選手を訪ね、直接声をかけたと言う。

松村さんは、滝沢市の実家を南選手の住まいとして提供し、岩手での生活をサポートしている。

M・S・C 松村俊輔社長
「いくつか声はかかっていたんですけれど、最終的にエムズスポーツクラブを選んでくれて、すごくうれしかった」

南一輝選手
「東北の会社が一番いいなと思ったし、つながりは大事にした方が良いと思って」

M・S・C 松村俊輔社長
「愛が伝わった?」

南一輝選手
「そうかもしれないです」

大学4年間で飛躍を遂げた南選手。
今後も宮城県仙台大学の施設で練習を続けることを決め、岩手を拠点とする道を選んだ。

南選手は今、月に数回岩手県内で子どもたちに体操の指導を行っている。

この日は岩手県花巻市で、未来のトップアスリート発掘のため岩手県が選抜した「いわてスーパーキッズ」の小学生を対象に、エアートランポリンを使って体操の基礎を教えていた。
松村さんとともに、ひとりひとりに声をかけ熱心に上達のポイントを伝える。

そして教室の後には、自らの演技も披露。
世界を目指す子どもたちにとって、その姿は刺激となったようだ。

いわてスーパーキッズ 林太一君(黒沢尻北小6年)
「さすが世界2位だなと思った。自分も岩手の代表のようなスポーツ選手になりたい」

南一輝選手
「東北から世界で活躍する選手が出てくれるとうれしい。自分をきっかけに(岩手の体操界が)盛り上がればいいなと思う」

岩手で始めた新生活。
指導のかたわら、自らの技を磨き、目指すは2年後のパリオリンピックで金メダル。
それに向け、4月21日からは全日本選手権に臨む。

南一輝選手
「全日本選手権で、全体で一番高い点数を取るのが目標」

岩手めんこいテレビ
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