4月8日午前0時過ぎの東京・お台場でできたド派手な車の大行列。

この行列のわけは日本最大級の痛車の祭典「痛車天国2018」のイベントのため。翌日、4月9日の朝9時から始まるイベントに向けて全国各地から車が集まってきた。

痛車とは、アニメやゲームのキャラクターなどを車に描いた「痛い」…つまり一般的に「恥ずかしい」と言われる車のことで、個性豊かな1000台の痛車が集結した。

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お客さんの投票で痛車ナンバー1を決めるイベントということもあり、来場者の目に留まりやすい場所を求めて、早く会場入りしたいと真夜中から痛車が大集合していた。

女性の痛車オーナーも!

会場ではスピーカーから大音量を出したり、コスプレイヤーを立たせるなどアピール合戦が続く中で、軽自動車の痛車に乗る痛車歴3年の子どもを持つママを発見。

「自分もああいう車に乗れたらいいなと思っていたんですけど、その時子育てが忙しくて、一番下の子が高校を卒業したのを機に、『お母さんこれからはなんでもやっていいよ』ということだったので」と念願叶い、痛車を手に入れたようだ。

愛する痛車のお気に入りポイントは、きれいにコーディネートされた内装で、娘の協力を得て集めているというぬいぐるみも飾られている。装飾は手作りが多く、費用は40万円ほどだという。

また、車の上にはたくさんのぬいぐるみが置かれている痛車も。痛車歴1年の女性の車には、車の上と車内を含めて130を超えるぬいぐるみがあった。

さらに、ベンツのエンブレムが目立つ高級車の痛車や、ピンクに塗られた車体が扉のように開く車、アニメのセリフとキャラが描かれたキャンピングカーなど、さまざまな痛車が並んでいる。

一方で、イベント会場内では痛車のオーナーたちが各地から集まった仲間と車の飾り方などの情報を交換している姿もあった。

優勝した男性は見せ方に工夫

そんな日本最大級の痛車祭典で見事、優勝に輝いたのは大分県から来たという男性。

この男性の車は、この日のためにイラストレーターが描き下ろしたというアニメのキャラクターがドーンと目立っていた。

さらに、「ただ車を展示するだけじゃなくて、プラスアルファこれ見てああいいなと思ってもらうものを造りたい」と車をただ置くだけでなく、その周りも装飾するというこだわりを見せていた。

車の周りに光沢のあるマットを敷き詰め、その上に青くて透明な装飾品を散りばめ、最後に香水が入ったグラスをタイヤの前に置いて飾りつけ。完成すると、他と比べてひときわ目をひいてた。

こういった車の下に透明な装飾品をちりばめたことなどのこだわりが評価されたという。

イベントに来た20代の女性は「みなさんの愛が伝わってくる」と圧倒された様子。

年に1回の日本最大級のイベントを来場者も痛車のオーナーも楽しんでいた。

(「めざましテレビ」4月9日放送分より)