緊急事態宣言から2週間。

自粛ムードが広がる東京の街は、どのように変化したのだろうか。

普段は観光客でにぎわう、東京・浅草。
緊急事態宣言から2週間がたった雷門前には、観光客はほとんどおらず、閑散としていた。

休業要請から除外された、都内の住宅街にあるゴルフ練習場。

1週間前は、1階の打席はほとんど埋まり、2階でも練習する人が見られた。

21日、同じゴルフ練習場を同じ時刻に訪ねてみると、1週間前と比べて、人の数は少し減ったようだった。

一方、普段は人があまりいないはずの場所に、なぜか大勢の人が集まっていた。

東京・港区品川ふ頭周辺では、長蛇の列ができている。
不要不急の外出自粛が叫ばれる中、いったい何の列だろうか。

その現場へ取材班が向かうと、そこには外国人の在留手続きを行う「東京出入国在留管理局」が。

150メートルほどの列を作っていたのは、外国人だった。

実は、新型コロナウイルスの影響で帰国できない短期滞在者が、ビザの延長を求め、訪れていた。

さらに、今度はぎっしりすし詰め状態で、宅配バイクが隙間なく、ぎっしりと並んでいた。
その数およそ120台。

いったいなぜ。

実はここ、バイクなどの販売やレンタルを手がける会社。

外出自粛で宅配需要の高まりから、3輪スクーターの販売やレンタルが3倍以上に急増したという。

オートアベニュー・伊藤理香代表「(注文が)多い日は20〜30台がどっと入ってきて、1カ月で100台くらいが入ってくる月もある」

一方、大手家電メーカーのシャープが21日から販売したのは、「マスク」。

政府の要請を受けて、3月から液晶ディスプレーの工場で、マスクを製造していた。

マスクは、1箱50枚入りで税抜き2,980円。

21日午前10時からネット販売を開始すると、特設ウェブサイトにアクセスが殺到。

この影響のためか、同じサーバーを利用する家電製品をインターネット上で操作できるサービスが、操作できない状態だという。

また、消毒液が不足する中、山梨県の老舗の酒造メーカーは、アルコール度数77%のお酒を21日から販売。

消毒用アルコールとしても使えることから、1日数千件の問い合わせがあったという。

購入者「息子に頼まれて、どうしても買わなきゃと思って、10時から来て待ってました。命が大事なので、いろいろ手洗いとか頑張ってやってます」