泊魚市場のセリ機能を糸満市に移転するため県が建設を進めていた新たな荷捌き施設がこのほど完成し、関係者に公開されました。
糸満漁港に完成した荷捌き施設では水揚げされた魚のセリなどが行われます。
外から小動物が入り込めない閉鎖型で、より衛生的に管理された中でセリを行うことができます。
那覇市の泊魚市場は施設の老朽化や衛生面の問題から、セリ機能を糸満市に移すため県が新たな施設の建設を進めていました。
▽県漁業協同組合連合会・亀谷幸夫代表理事専務
「これを機に沖縄の水産物が日本全国、世界に向けて安心安全な魚をPRしながら供給していきたい。そして沖縄県の水産業の伸長を図っていきたい」
セリは今年10月から始まる予定で年間5500トンの水揚げを目指します。