「粉もん」大打撃…小麦粉だけじゃない「値上げしていないものを探す方が難しい」お好み焼き店苦悩【岡山】

輸入小麦の不作などで小麦粉の価格高騰が続いています。商売に小麦粉が欠かせない岡山市のお好み焼き店では、企業努力も限界に近づいていて苦悩の日々が続いています。

約50種類のお好み焼きを提供する岡山市南区のお好み焼き店、「ベル」です。もっちりとした自慢の生地に小麦粉は、欠かせません。

この店では1カ月に約50キロ使用する小麦粉。その仕入れ値は4月に値上がりし、1年前と比べると2割程上がったといいます。

(お好み焼きレストランベル広報担当 森本高司さん)
「苦しい状況が続いている。業者から値上げの告知がくるので、その時に少し多めに在庫を確保しておくなどして努力している」

北米地域での小麦の不作などを受け、国が4月から輸入小麦の売り渡し価格を半年前と比べて17.3パーセント引き上げたことから、業務用の小麦粉の価格は6月、さらに値上げされます。

値上げの波は、小麦粉だけにとどまりません。調理油の仕入れ値は1年前に比べると約1.8倍に。鉄板を温めるためのガスなどの燃料費の高騰も追い打ちをかけています。

(お好み焼きレストランベル広報担当 森本高司さん)
「値上がりしてないものを探すほうが逆に難しいのではないかというのが現状」

これまでは企業努力で対応してきたものの我慢の限界は近づいているといいます。

(お好み焼きレストランベル広報担当 森本高司さん)
「現状、この様子では利益が全くない状態になってきているので値上げもやむなしという状況に追い込まれてきている」

ようやくコロナ禍の時短営業が明けた矢先の価格高騰。小麦価格は今後も値上がりが予想されるだけに頭を悩ます日々は続きそうです。

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