奈良県では、車に乗ったまま新型コロナウイルスのPCR検査を受けられる、いわゆる「ドライブスルー検査」が始まっており、検査時間の大幅な短縮が見込まれる。
記者リポート:
病院の駐車場に設置された検査場では、患者は車から降りることなく検査を終えることができます。
PCR検査に関わる指示は基本、文字盤を利用。
車の窓越しにその場で検体を採取され、結果は後日、保健所から連絡があるという。
これまでは検査に最長2時間かかっていたが、ドライブスルーでは10分~20分ほどで検査ができ、検査件数の増加が見込まれる。
奈良県中和保健所・守川義信主幹:
必要以外のところは車の窓を閉めて問診表の記載などを行っていただきますので、感染の危険性は極めて低い。医療者にとっても安心できる方法だと考えております。
この検査は事前に保健所や相談センターに連絡をして、感染の疑いがある場合に、予約の上で利用できる。
奈良県は今後、県内3カ所に増やす方針だという。
(関西テレビ)