岡山県で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることを受けて、伊原木知事は感染の再拡大に懸念を示しました。
岡山県では、4月7日まで15日連続で新規感染者数が前の週の同じ曜日を上回っていて、4月5日時点の自宅療養者の数も前の週から約700人増え、3647人となっています。
一方、重症化しにくい若い世代に感染が広がっているため、病床使用率は、13.7%で、前の週から4.5ポイント下がっています。
こうした状況を受け、伊原木知事は、医療のひっ迫は防げているとしながらも、人が動くゴールデンウィークに向け、感染再拡大への懸念を示しました。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「第7波の入口と言うつもりはないが、油断するとウイルスは付け込んでくる。とにかく第7波にしないよう気を付けたい」
伊原木知事は、ゴールデンウィークの県民への呼びかけなどについては、今後の感染状況を見ながら検討するとしています。