ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、避難者の医療支援を行っている岡山市の医療ボランティア団体らの合同医療チームのメンバーが、3月31日、現地での支援活動について報告しました。

岡山市の医療ボランティア団体AMDAと、徳島県のTICOによる合同医療チームは、3月7日からウクライナの隣国、ハンガリーで避難者の支援活動を行っています。

このうち、ウクライナからの列車が到着する駅構内の仮設診療所などで支援に当たった吉田修医師は、避難者への薬の処方や心のケアのほか、ウクライナへの物資の手配など、支援活動について報告しました。

(合同医療チーム 吉田修医師)
「避難者は女性や子供がほとんど。血圧の薬が切れかかっている人や、狭心症やてんかんを持つ人で、旅の途中に脱水の症状が出た人など、救急車が必要な人も数名いた」

AMDAによりますと、現在、約36万人がハンガリーに避難していて、現地での医療ニーズは高いといいます。

(合同医療チーム 吉田修医師)
「長期的な問題がこれから重要になる。逃げられなかった最も弱い立場の人たちが、ウクライナ国内に残っている。その人たちにどんな支援ができるかが課題」

AMDAでは、現在も医師2人と看護師、調整員の4人が現地の医療スタッフと協力し、避難者をサポートしています。

(AMDA 菅波茂理事長)
「ハンガリー国内に避難している人のケアをすると同時に、ウクライナの医療機関などに対して、ハンガリーから支援をするという段階に入った。今後も現地の団体と組んで、ウクライナ国内への支援を続けるとともに、停戦後も戦闘が再開することがあれば、再び医療チームを送る」

また、AMDAは第4次チームとして、4月2日、医師1人を現地に派遣することにしています。

岡山放送
岡山放送
メディア
記事 1094