事業継続に目途が立ちました。「天竜舟下り」からの撤退を明らかにした長野県飯田市の信南交通が、事業の引き受け先として観光関連の県内企業と協議していることを明らかにしました。

信南交通・中島一夫社長:
「舟下りを再生していただける。今までの伝統を生かしていきたいという基本概念がありましたので、その1社と今、話をしているということです」

「天竜舟下り」は新型コロナウイルスの影響などで経営が悪化し、本業のバス事業も苦境にあることから信南交通が3月末での撤退を表明し、運航を休止していました。

会見した信南交通の中島一夫社長は、譲渡先として4社ほどから打診があり、このうち観光に携わる県内の1社と協議していると明らかにしました。

今月で解雇予定だった舟下り部門の社員は5月末まで雇用を継続し、一定の人数が譲渡先に移る見込みです。6月には引継ぎを終え、運航再開につなげたいということです。

信南交通・中島一夫社長:
「天竜舟下りの伝統が絶やされない、働いていた人たちの雇用が守られる。リニアが来るときの観光産業の一番手としてもう一回、輝いてほしい。できる限りの協力をしていく所存です」