岡山県内の2021年1年間の少年非行の状況がまとまりました。
少年非行の数は10年連続で減少しましたが、非行率は全国ワースト8位となっています。
岡山県警によりますと、2021年1年間に窃盗や暴行などの刑法犯で検挙・補導された20歳未満の少年の数は417人で、前の年と比べて46人減少しました。
コロナ禍での外出自粛などにより、窃盗犯の数が減ったのが要因とみられていて、10年連続の減少です。
一方、少年人口1000人あたりの非行少年の数を示す非行率は、全国ワースト8位となっています。
また、大麻取締法違反で検挙・補導された少年の数は、前の年と比べ6件増加しています。
県警は、薬物乱用防止教室を実施するなど、学校などと連携し、引き続き非行防止対策を進めるとしています。